
結婚式ムービーを制作するには、業者に依頼する、自作するといったさまざまな手段があります。また、制作方法ごとに費用相場も異なるため、そのことも考慮しなければいけません。そこで今回は、結婚式ムービーの制作方法とそれぞれの費用相場について詳しく解説します。本記事を参考に、結婚式ムービーの制作を検討してください。
CONTENTS
結婚式ムービーとは
結婚式ムービーは、結婚式の演出のため、思い出を形にするために撮影される映像のことを指します。主に当日撮影と演出用ムービーの2つのタイプに分けられます。
当日撮影
当日撮影は結婚式の当日、全体の様子を記録する撮影です。新郎新婦の準備から式典の終了までのプロセスを追い、ゲストの様子や自然な会話も捉えることができます。
当日撮影をすることの最大の利点は、式の進行中、新郎新婦が不在の間のゲストの様子も含めて、リアルな思い出を残すことができる点です。
当日撮影には、撮影後すぐに編集した撮って出しエンドロールや、プロモーションビデオのように編集されたダイジェストムービーといった種類もあります。披露宴の最後に流すことで、ゲストへ印象に残る体験を提供します。
演出用ムービー
演出用ムービーは結婚式のなかで演出として使用される映像です。結婚式の入場を盛り上げるためのオープニングムービー、新郎新婦を紹介するプロフィールムービー、披露宴の退場シーンを演出するエンドロールムービーなど、さまざまな種類があります。
これらのムービーは、結婚式前に撮影された映像や写真を使用して制作され、会場の雰囲気を一層引き立てる役割を果たします。
結婚式ムービーの意義
結婚式ムービーは、参加者にとって感動的な瞬間を再体験させたり、親しい人たちとの絆を深めたりする上で貴重なツールです。
とくに当日撮影は、後で振り返ったときに、結婚式の日のすべての瞬間を思い出させてくれる大切な記録になります。演出用ムービーも含め、これらの映像は結婚式をより思い出深いものとし、参加者に感動を与える重要な要素となります。
結婚式のムービーは、ただの記録ではなく、新郎新婦の愛の物語を映し出す重要なものといえるでしょう。
結婚式ムービーの制作方法
結婚式ムービーを制作する方法は主に3つあります。順番に見ていきましょう。
結婚式場や提携業者に依頼する
結婚式場には専属の映像業者や提携業者が存在し、打ち合わせ時に式場から当日の記録撮影や演出用ムービーについて提案されることが一般的です。
式場が勧める業者に依頼する場合、クオリティー面での心配が少ないという利点があります。業者は会場での撮影に慣れており、どの角度から撮影するのが最も美しく見えるかについて熟知しています。
手間をかけずに高品質な映像を残したい方におすすめです。
外部業者に依頼する
結婚式場や提携業者に依頼せず、自分たちで外部業者を探して依頼する方法もあります。インターネットを使えば多くの業者が見つかります。価格帯やスタイルが多様なので、慎重に業者を選ぶ必要があります。
外部業者に依頼する際の最大の魅力は、豊富なテイストやデザインからムービーのイメージを選択できる点です。自身の好みに合ったおしゃれなムービーを、比較的リーズナブルな価格で制作してもらいたい方に適しています。
自分たちで撮影・制作する
最後に、自分たちで撮影し、制作する方法について紹介します。ムービーを自分たちで撮影・制作する場合、友人や知人に当日撮影を頼むことが多いです。
また、演出用ムービーについては専用の編集ソフトを使ったり、フリー素材を利用したりして自分たちで編集することが可能です。この方法の最大のメリットは、制作費用を大幅に抑えられる点です。
ネット上には多くのテンプレートがあり、映像やテロップを組み合わせるだけでオリジナルのムービーが作成できます。パソコン操作に慣れていて、時間に余裕がある方に適しています。
製作方法ごとの費用相場
結婚式ムービーの費用相場は、制作方法やムービーの種類によって異なります。以下に、3つの制作方法について、それぞれの費用相場をまとめます。
結婚式場に依頼する場合
結婚式ムービーを結婚式場やその提携業者に依頼する場合、当日撮影であれば費用相場はおおよそ20万円前後、また、演出用ムービーの制作には5万円から8万円程度が必要とされています。
この方法では、結婚式場と提携することで中間マージンが加算されるため、外部業者に直接依頼する場合よりも高額になることが一般的です。
しかし、当日撮影はやり直しがきかないため、クオリティの高い映像を求めるカップルが多く、このオプションが選ばれています。
外部業者に依頼する場合
外部業者に依頼する場合、結婚式の当日撮影の費用はおおよそ10万円前後、演出用ムービーであれば2万円から4万円程度が一般的です。この選択肢は、コストを抑えつつもプロに映像制作を依頼したいカップルにとって魅力的な方法です。
業者選びの際は、ウェブサイトやSNSでサンプル映像を確認し、信頼できる業者を見つけることが重要です。また、外部業者を利用する際には、結婚式場が外部持ち込み料を設定している場合があるため、事前にその点について確認しておくことも大切です。
自分たちでつくる場合
自分たちで結婚式ムービーを制作する場合、費用は非常に抑えられます。当日撮影の費用は1万円から3万円程度、演出用ムービーも1万円以内で済むことが多いです。映像編集にフリーソフトを使用すれば、費用はDVDの本体代のみで完結します。
また、有料ソフトを使用した場合でも1万円以内に収まるケースがほとんどです。
さらに、無料または低価格のテンプレートが豊富に用意されており、制作コストを大幅に削減することが可能です。当日の撮影に友人や知人をメインカメラマンとして依頼する場合は、一般的にご祝儀を辞退し、1万円から3万円程度のお礼を渡すのがマナーとされています。
まとめ
結婚式ムービーは、新郎新婦の思い出や感動を形に残したり、式の当日に演出を加えたりする上で重要な映像です。主に当日撮影と演出用ムービーの2つのタイプがあり、それぞれに特別な意義があります。制作方法には、結婚式場や提携業者に依頼する方法、外部業者に依頼する方法、自分たちで撮影・制作する方法の3つがあり、費用はそれぞれ異なります。式場に依頼する場合は20万円前後と高めですが、クオリティに安心感があります。外部業者なら約10万円で、新郎新婦の好みのテイストに合わせたプロの仕上がりが期待できます。自作なら1万円以内でオリジナルムービーの作成が可能です。結婚式の映像は参加者に感動を与える大切な要素です。結婚式ムービーの作成をお考えの方は、どの方法が自分たちにとって最適か、じっくり検討するのがよいでしょう。
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