結婚式のエンドロールムービーとは?自作のメリット・デメリットも合わせて紹介

公開日:2024/11/15
結婚式のエンドロールムービーとは?自作のメリット・デメリットも合わせて紹介

「終わり良ければすべて良し」ということわざがあります。結婚式においても同じで、感動的なエンドロールムービーを用意することで最高の締めくくりができるでしょう。そこで今回は、エンドロールムービーの概要や、自作のメリット・デメリットを解説していきます。本記事が、結婚式の準備をしているカップルの参考になれば幸いです。

そもそもエンドロールムービーとは?

エンドロールムービーとは、結婚式の最後に流すムービーのことです。これは、映画のスタッフロールのような形式で、新郎新婦やゲスト、結婚式のプランナーなどに感謝の気持ちを伝えるために制作されます

通常、3〜5分程度の時間で構成され、感動的なフィナーレとして披露宴の締めくくりを飾ります。エンドロールムービーは、以下の5つの構成で成り立つことが一般的です。

・はじめのひとこと:新郎新婦がムービーの冒頭でゲストに向けてメッセージを伝える場面です。
・新郎側のゲストへのメッセージ:新郎のゲストに対して感謝の意を表す部分です。友人や家族など、新郎に関わる人々に向けた言葉が含まれます。
・新婦側のゲストへのメッセージ:新婦のゲストに向けた感謝のメッセージです。新婦の友人や家族に向けて、心からの感謝を伝えます。
・終わりのひとこと:新郎新婦が結婚式全体を振り返り、共に過ごした時間に対する感謝の気持ちを込めた言葉を述べます。
・締めくくりのひとこと:最後に、新郎新婦が全ての関係者に向けて総括的なメッセージを送ります。

このムービーには、通常新郎新婦の写真や、式中の様子なども映し出されることが多く、列席者の名前や、結婚式のプランナー、カメラマンなどの名前がエンドロールに表示されます

これにより、式を一緒に作り上げてくれた人々に感謝の気持ちを伝え、結婚式という大切な日のフィナーレを飾るのです。エンドロールムービーは新郎新婦自身の感動や喜びを共有する場でもあるため、結婚式を特別なものにするための重要な要素となっています。

事前作成と撮って出しどちらがおすすめ?

エンドロールムービーには、事前に作成するタイプと、当日の映像を編集してその場で上映する「撮って出し」タイプの2つがあります。それぞれの特徴を見てみましょう。

事前に作成するタイプ

このタイプは、新郎新婦が事前に持っている写真や動画を使ってムービーを編集し、結婚式前に完成させる方法です。この方法の良い点としては、まず費用が安いことにあります。自分たちで準備する場合、費用を抑えられることが多いです。

外部業者に依頼する場合でも「撮って出し」と比較して制作コストが低くなりがちです。また、理想のイメージに合わせて作れる点も魅力的といえます。自分たちで編集を進めることができるので、細部にこだわったムービーを作りやすいです。

また、テーマやスタイルも自分たちの好みに合わせて調整できます。また、事前に完成品を確認できることもメリットとして見逃せません。事前に作成することで、式当日に失敗やトラブルが発生する心配が少なく、完成品を確認してから安心して当日を迎えることができます。

一方で、式場によってはエンドロールムービーを持ち込む際に「持ち込み料」が発生する場合があります。そのため、事前に式場へ確認しておくことが大切です。

撮って出しタイプ

このタイプは、結婚式当日の様子を撮影し、即座に編集して披露宴の終盤で上映するスタイルです。当日のライブ感をそのまま映像に残せるため、臨場感や新鮮さが際立ち、ゲストも「どうやってこんなに早く作ったの?」と驚くことが多いです。

このサプライズ感が演出の一環としても人気があります。ただし、このスタイルは制作側の労力が非常に大きくなるため、コストが高くなる傾向があります

また、結婚式当日に撮影・編集する必要があるため、時間との勝負にもなりがちです。制作が急ピッチで進められることから、事前に細かく調整する余裕が少ないというデメリットもあります。

エンドロールムービーを自作するメリット・デメリット

エンドロールムービーを自作することには、いくつかのメリットとデメリットがあります。

メリット

まず、業者に依頼する場合にかかる高額な費用を大幅に抑えられます。式場や業者に依頼すると、数万円から数十万円かかることがありますが、自作すれば1万円以下で済むことが多いです

また、自作することで自分たちの理想のイメージを実現できる自由度が高く、使用する写真の枚数や動画の長さに制限がなくなるのも大きな利点です。ふたりだけのオリジナルムービーを作ることは、特別な思い出として残るでしょう。

デメリット

一方で、デメリットもいくつかあります。まず、自作するためにはパソコンやDVD、編集ソフトなどを揃える必要があり、動画編集に不慣れな人にとっては準備に手間取ることもあります

また、結婚式当日に予期しないトラブルが発生した場合、その責任はすべて自分たちで負わなければいけません。さらに、動画制作に慣れていない場合は時間と労力がかかり、思ったよりも大変に感じることも少なくありません。

まとめ

エンドロールムービーは、結婚式の最後に感謝の気持ちを伝える大切な演出です。ムービーには新郎新婦やゲスト、関係者へのメッセージが込められ、感動的なフィナーレを彩ります。エンドロールには事前作成と当日撮影の「撮って出し」の2種類があり、それぞれに特徴があります。自作のメリットは費用を抑えられ、自由な編集が可能な点です。一方、デメリットとしては編集の手間や技術的な準備が必要であることが挙げられます。ふたりで協力して作ることが、特別な思い出にもなります。

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